この体系化は、「脳の構造」の「機能(ファンクション)」の定義です
1)脳の構造「脳の三層構造、脳の左右構造、脳の誘因構造」
脳の構造では、「領域の三層構造と左右構造、物質の誘因構造」を定義する
<「脳の構造」の定義>
①脳の三層構造
脳幹:[反射]、大脳辺縁系:[感性、個人志向]、大脳新皮質:[理性、社会志向]
※「反射」は、様々な感覚器官と連携した防御や制御の反応
※「感性、個人志向」は、曖昧なイメージ視点(感性イメージ)の記憶と反応
※「理性、社会志向」は、明瞭なシステム視点(理性イメージ)の記憶と反応
②脳の左右構造
右脳:[理想、想像]、左脳:[現実、事実]
※「理想、想像」は、自分の理想や想像を肯定する(自律イメージ)の記憶と反応
※「現実、事実」は、自分以外の現実や事実を正当化する(他律イメージ)の記憶と反応
③脳の誘因構造
ドーパミン:[報酬]、ノルアドレナリン:[緊張]、セロトニン:[弛緩]
※「報酬」は、目標達成や欲求実現の報酬
※「緊張」は、行動や感情の緊張
※「弛緩」は、行動や感情の弛緩
2)脳の伝達と反応
脳の伝達と反応では、脳の三層構造における「伝達(身体、処理)、反応(感覚、解析、疲労)」を定義する
<「脳の三層構造(反射、感性、理性)」の伝達と反応>
脳幹[反射] 大脳辺縁系[感性] 大脳新皮質[理性]
身体制御 直接 ⇔ 間接 ⇔ 経由
処理速度 超速 ⇔ 早い ⇔ 遅い
感覚能力 なし 高い ⇔ 低い
解析能力 なし 低い ⇔ 高い
疲労度合 なし 低い ⇔ 高い
3)脳の記憶領域(イメージ状態)
脳の記憶領域では、脳の三層構造と脳の左右構造へ「真実(事実[情報]+解釈[視点x感覚])」の記憶を
蓄積する仕組みを定義する
<脳の三層構造と脳の左右構造の記憶領域>
脳の記憶領域とは、真実の解釈[視点x感覚]の記憶で情報が蓄積した領域のこと
脳の三層構造(脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質)の記憶領域は、真実の解釈(視点)で分岐し、「曖昧なイ
メージ視点(感性イメージ)だと大脳辺縁系」、「明瞭なシステム視点(理性イメージ)だと大脳新皮質」に
記憶する
脳の左右構造(左脳、右脳)の記憶領域は、真実の解釈(感覚)で分岐し、「自分が制御する感覚(自律イメ
ージ)だと右脳」、「自分以外が制御する感覚(他律イメージ)だと左脳」に記憶する
また、真実の解釈(視点、感覚)による分岐は、身体感覚の情報量や欲求抑圧の強さも影響する
・解釈(視点)は、身体感覚が多いと感性イメージ、身体感覚が少ないと理性イメージの傾向が強くなる
・解釈(感覚)は、欲求感覚が強いと自律イメージ、抑圧感覚が強いと他律イメージの傾向が強くなる
この記憶領域は、心情の「イメージ状態(意識、思考)」となり、物事への解釈(視点、感覚)に影響する
例えば、イメージ状態が、感性だと「曖昧なイメージ視点」になり「感覚的な判断」が多くなりやすく、
理性だと「明瞭なシステム視点」になり「解析的な判断」が多くなりやすいなどの影響がある
4)脳の誘因状態(エネルギー状態)
脳の誘因状態では、脳の誘因構造へ「真実(事実[情報]+解釈[視点x感覚])」の是認を蓄積する仕組みを
定義する
<脳の誘因構造の誘引状態>
脳の誘因状態とは、真実の解釈[視点x感覚]の是認で神経伝達物質が分泌した状態のこと
脳の誘因状態の変化は、次の3つの仕組みで発生する
・ドーパミン(報酬)は、目標や理想を叶えられた感覚のプラス要因が多い環境や体調だと、脳内のドー
パミンが多い状態へ変化し、目標や理想を叶えられない感覚のマイナス要因が多い環境や体調だと、
脳内のドーパミンが少ない状態へ変化する
このドーパミンの状態は、脳内の短期記憶の消去(忘却)に影響し、ドーパミンの多い状態だと自律が
強くなることで、自分に必要な短期記憶を選別できるため、自分に不要な短期記憶が消えやすくなり、
ドーパミンの少ない状態だと他律が強くなることで、自分以外に必要な短期記憶を選別できないため、
自分に不要な短期記憶を消去しにくくなる
そして、その短期記憶が必要以上に残る場合、短期的にはその記憶が行動ジャッジに影響する状態と
なり、長期的にはその記憶が長期記憶に蓄積することで行動トリガーに影響する状態となる
・ノルアドレナリン(緊張)は、真実の解釈で理想と現実のギャップを感じると、そのギャップの大きさ
で、脳内にノルアドレナリン(緊張)を多く分泌する
・セロトニン(弛緩)は、脳内の過剰なノルアドレナリンを抑えるため分泌する
そして、自律や他律とノルアドレナリン(緊張)の組合せで、行動や感情の状態に違いが現れる
・自律(脳内のドーパミンが多い状態)とノルアドレナリン(緊張)の組合せだと、行動の集中力(自分に熱
中や集中する状態)が強くなる
・他律(脳内のドーパミンが少ない状態)とノルアドレナリン(緊張)の組合せだと、行動の敏感力(自分に
過敏や敏感になる状態)が強くなる
この誘因状態は、心情の「エネルギー状態(環境、体調)」となり、物事への解釈(感覚)に影響する
例えば、エネルギー状態が、自律だと行動の集中力(自分に熱中や集中する状態)が強くなり、周囲を気
にせず諦めない「やる気」が強くなりやすく、他律だと行動の敏感力(自分に過敏や敏感になる状態)が強
くなり、周囲を気にして諦める「いや気」が強くなりやすいなどの影響がある
