活用事例_Raf-Director(VRコンテンツ編)

<内容>
  1.VRコンテンツ編とは
  2.撮影カメラ(360VR、180VR)
  3.撮影編集(専用編集アプリ)
  4.VR再生(VR_Play)
  5.Viewデザイン(VR_Edit)
  6.VRコンテンツ準備(オプション)
  7.GOSVサーバー


<関連サイト>

 ・Raf-Director(Raf-Tech.PR01)
  PrjURL: https://tech.raf-plan.com/pr01/

 ・VRコンテンツ準備(GoproFusion編)
  PostURL:  https://tech.raf-plan.com/pr01/584/

 ・DVエディターによるビューデザイン体験
  PostURL: https://tech.raf-plan.com/pr01/663/

 ・Raf-Director-Tools
  ToolURL: https://tech.raf-plan.com/pr01/88/


1.VRコンテンツ編とは

  VRコンテンツを活用する一連の流れをまとめました。
  内容は、「撮影~編集~VR体験」の順に紹介します。

2.撮影カメラ(360VR、180VR)

  撮影には、一般向け360度カメラをします。


   

 「GoproFusion」     「Insta360Evo」

     楽天市場で確認   楽天市場で確認

   動作検証したカメラは、以下の通りです。
    360VR: GoproFusion
    180VR: Insta360Evo
   詳細は、「撮影!GoproFusion(VRコンテンツ撮影)」で確認してください。

   HMDで使用するコンテンツ撮影の場合、「解像度より画質」が重要です。
   その点で「GoProFusion」は、「ギリギリ違和感を許せる画質」です。
   それ以外のカメラは、「違和感を我慢できない」感じです。
   (ちなみに、Viewデザインであれば、問題ない画質です。)

  <20190823追記>
   GoProFusion2の情報を紹介しておきます。
   「GoProMax」に改名、小型化、5.6K24Pが追加される様子です。
   リアルタイムステッチ、レンズ性能については、まだわかりません。
  <20190924追記>
   メインサイトで10月1日に発表するようです。
  <20191001追記>
   「GoPro MAX」が、発表されました。
   注目は、5.6K/30p、Max HyperSmooth、 MaxTimeWarp、
   GoproFusionの泣き所だったスティッチングが、カメラ内で
   編集可能になる点です。
   画質も良くなりましたが、機能面の充実がすごい感じです。
   発売:10月25日、価格:67100円
  <20191120追記>
   PC編集は、「GoproPlayer」を使用するようです。
   ただ、現在Mac版のみ(Windows版は開発中)
   Winユーザは、スマホで動画変換するしかない様子。
   もう少し様子見がいいかもしれません。
  <20200103追記>
   1月末ごろに、「QooCam8K」が発売されます。
   映像サンプルの確認では、Maxより鮮明な感じです。
   機能も価格も、こちらがいいかもしれません。
  <20200514追記>
   現在、一般向け360度カメラは、以下の通りです。
   ・GoProMAX(特徴:スタビライザー、逆光に強い)
   ・Insta360OneR(特徴:編集ソフトが優秀)
   ・QooCam8K(特徴:8K撮影できる)
   ・ThetaZ1(特徴:写真が優秀、動画が弱い)
   各機種は、目的により一長一短のある状況です。
   HMDでの利用なら、動画:QooCam8k、写真:ThetaZ1が
   良いのかなという感じです。

3.撮影データ(専用編集アプリ)

  撮影データは、専用編集アプリで出力する必要があります。

    

   カメラ専用PCアプリは、以下の通りです。
   ・GoProFusionStudio(GoProFusion)
   ・Insta360Studio(Insta360Evo)

   主な作業は、ステッチ、色調、フォーマット変換でファイル作成します。
   動画ファイルは、「解像度: 4K、フォーマット: Mp4」で作成します。
   手順は、以下の通りです。
   ・GoProFusionStudio ⇒4K(Mp4)で作成
   ・Insta360Studio ⇒5.7K(Mp4)で作成後、FFmpegで4K(Mp4)変換

   詳細は、「撮影!GoproFusion(VRコンテンツ撮影)」で確認してください。

   <20200514追記>
    画質優先したい場合、以下の変換を推奨します。
    5.7K(Mp4)⇒5.7K(Webm:VP9)変換

4.VR再生(VR_Play)

 撮影データは、Raf-Director-VR_Playで再生できます。

    

   Direct_Fileに「撮影データ」を設定することで再生できます。
   もしHMDで確認したい場合、HMD[set]⇒HMD[start]で起動できます。
   (事前に、HMD準備が完了している必要があります。)
   詳細は、「体験!Play(HMDでVR体験)」で確認してください。

   複数設定する場合、Set_File1~Set_File5に設定します。
   設定は、[File]、[Intrtv]、[datas]から選択できます。
    [File] : Direct_Fileと同じファイル選択です。
        (静止画:複数選択、動画:1ファイル)
    [Intrtv]: インタラクティブのファイル選択です。
        (設定ファイル:インタラクティブ+関連ファイル:複数選択)
    [datas]: SVGOサーバー経由のファイル設定です。
        (設定ファイル:インタラクティブ、エディット)

5.Viewデザイン(DV_Edit)

 View編集は、Raf-Director-DV_Editで編集できます。

    

   動画ファイルを「トリミング、オーバーレイ、ビューデザイン」できます。
   編集保存は、「再生編集データ」で設定ファイルを作成します。
   この再生編集データは、Edit、Playの両方で読込むことができます。
   詳細は、「編集!Edit(VRエディットプレイ)」で確認してください。

   編集準備は、「Raf-Director-FFmpeg」が活用できます。
   カットと結合編集、解像度変換、Mts⇒Mp4変換などの事前準備に使えます。
   詳しくは、「7.補足(オプション)」で確認してください。

6.VRコンテンツ準備(オプション)

 VRコンテンツ準備に、Raf-Director-FFmpegが活用できます。

    

   FFmpeg用コマンドを作成できます。
   機能は、以下の通りです。
   ・カット&ジョイン編集
     ⇒動画ファイルをトリミング編集するコマンド作成
   ・スライド動画
     ⇒静止画をスライド動画にするコマンド作成
   ・解像度変換
     ⇒動画ファイルを解像度変換するコマンド作成
   ・Mts→Mp4変換
     ⇒AVCHDよりMp4ファイルに変換するコマンド作成

   例えば、以下の作業に役立ちます。
   「動画ファイルのカット編集によるスリム化」
   「複数写真からの動画制作」
   「MP4(5.7K)⇒MP4(4K)へ解像度変換」
   「Mts⇒MP4へ一括変換及び結合」
   

7.GOSVサーバー

 Set_Fileの[datas]の利用には、raf-director-svgoが必要です。

   

   Toolsサイトより「Download」し、同封の「readme」より設定します。
   「Datas」フォルダは、起動時に自動作成されます。
   この「Datas」配下に、「再生編集データ、MP4ファイル」を配置してください。
    詳細は、「編集!Edit(VRコンテンツ編集)」を確認してください。


投稿者: raf-plan